11/27、セリエA(イタリアのサッカーリーグ)での試合中にある選手が                                                                          

   観客から人種差別的ヤジを何度も飛ばされてとうとう第4審判に

   このままでは試合を続けられないと試合中止を願い出ました。

   「こんな状態で試合を続けるのか?」と                                                                                                    「僕らは動物ではない。敬意を払ってほしい」という訴え。

   その選手が涙を流しながらも試合を続行しようとした決め手は、                                                                                

   同じ差別を何度も受けた事のある選手からの励ましでした。

   翌日 イタリアでは大きな問題に発展。                                                                                               

   次の週には、全会場がキックオフを5分遅らせて「差別をなくそう」というバナーを掲げました

    安全な日本に居てそんな差別とは無縁の生活を送っている僕にとっては、                                                                          

   それがどれほど辛いモノなのかは想像の域を超えます。                                                                                    

   ですが、敢えて書きます。

   他でもよく「差別をなくそうキャンペーン」はよくみかけますが、                                                                                  

  人間が生きてる以上 差別はなくなりません。
  (人間がぽぽろの子ども達ばかりだったら                                                                                                          

  差別をなくそうと言う必要もないと思いますが。。。。 ほんと尊敬に値します☆)                                                                           

  僕はそう思っています。差別の根源にある他人と比べたがるのが人間の常であるから、                                                                      

  それが無くならない限り無理だろうなと。

  しかし、生まれたばかりの赤ん坊が、肌の色がどうだ、あの人は気持ち悪いとか                                                                           

  思っているとは到底思えません。                                                                                                      

  そんな事を思ってると、他人と比べる自分はかなり汚れてきたんだなぁと。。。。

  1日の中でも 他人と比べる事を意識していると、                                                                                             

  「また比べてる」って事がよくあるんですよね〜

  だから自分は、そういう差別に繋がる心を持っている事を認め                                                                                

  どう考えるのかが大事なんじゃないかと思っています。                                                                                     

  全ての人が違う人なんだから  それぞれが外見も中味も違っていて当たり前。                                                                        

  自分と違う色を受け容れられる寛容さ、それを、皆が持つようになったら                                                                               

  本当の意味での差別がなくなる気がします。                                                                                              

  上辺だけで差別をなくしたとしても、すぐに湧いてくるほど根が深い問題かと。

    差別とは少し離れますが、ぽぽろでも子ども達への対応の仕方で                                                                                   

  ヘルパーによって意見が食い違う事がたまにあります。                                                                                         

  その時は話し合って、みんなが納得出来るよう心がけています。                                                                                    

  少数意見があると尚更。

  みんなと違う意見だからこそ 周りが気付かないことを発見出来たりするんですよね。
  そういう時、他人と違うってすごく貴重だって感じます。

   その点、すごく腑に落ちないのが政界です。                                                                                              

  同じ党だって大まかな考え方は一緒だとしても、人それぞれ考え方は違って当然。                                                                       

  何故、同じになるのか不思議だったのですが、                                                                                             

  先日違う意見の方達がいじめに遭いましたよね。                                                                                            

  大人の世界は、未だにわかんないです(笑)

  誰の存在だって 世界では取るに足らないけど
  誰かの世界は それがあって 造られる

  11月に発売された BUMP OF CHICKEN の

    「supernova」という新曲の歌詞の抜粋です。

  洋楽好きの自分が久々にヒットした邦楽です。                                                                                             

  売れているそうなので お聞きになった方も居られると思いますが、                                                                                 

  いい曲ですので機会があったら聴いてみてください。


 

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