先日、自動ブレーキの義務化ってニュースを聞いて驚いたのですが

それは、大型バスに限ってとの事。

だけど、CMでもブレーキが自然に作動して 壁の一歩手前でセーフ!ってのやってますよね。

そんなの乗ってたら、運転手はどんどん怠惰になってゆく。

万が一寝ちゃっても大丈夫なんだと思ってるんですよ〜

これと似たような事を所さんが言ってました。

ライターに安全装置がついてるでしょ。 

逆に火点けたらドバーッと炎が立ち上がるようにすればいいのに。

そしたら、こんな危ないもの子どもの近くに置かないように親が気を付ける。 な感じで。

まっ、これはお笑いもあって極端な話をしてたけど

危険な事は、身を持って体験するか このように知っておく事が大事なんだと思うなぁ。

自動車は、ブレーキが勝手に作動。

ライターも、火をつけるのにブレーキが利いてる。

危ないものだって認識が薄まり、人間力の低下にひと役買いそうな気配。。。。

逆に、人間の力ってすごいなぁと思わされたのが、ある視覚障害者。

壁で作った迷路を、舌打ちしながら壁に触らずにあっという間に抜けてしまうんです!

音の反射で障害物との距離と方向を感知。

耳がいいのかと思いきや、顔で振動を感じ取ってるそうです。

目を閉ざす事によって、違う能力が呼び覚まされる。

ホントはこの方に限らず、みんなひとりひとり すごい能力を秘めてると思うんですよね。

ただ、何かを閉ざす事が出来ない。

ぽぽろの子どもたちは、目を合わす事を避ける子が多いのですが、

それが視力の良さを保ってる気がしてます。

なかでもSくん。 僕らには到底見えないものが見えてると以前から思ってて、

視力検査用の紙を用意。

しかし、穴の開いてる方、例えば「C」を右と答えられません(^_^;) 

ましてや右下なんて・・・・

そこでSくんの好きな電車の駅名を、2.0のところに小さく書きます。

すると注意散漫だったのに、好きなものはすぐに目に入り、ビシバシ答えてくれます(^^)/

多分、日本の視力検査ではあり得ない数字になると思われます。

世界では、広大な大地で暮らすマサイ族やモンゴル人に視力6.0を超える人が居ますが

日本の中でも、近くのものに目を合わさない子たちは、見てる物が違うのかも。

そんな事を考えると、普段 買い物に行って、

「ちゃんとお金見て」 「サイフ、よく見て閉めて」とか言ってると 

これが、視力を落とす原因になっちゃうかも?と思ってしまいます。

今ここで生きてる以上、そういう力をつける事が大事なんだけど ちょっと迷いますね。

ただ、閉ざす事によって すごい能力が開眼するのは、思い知らされました。

目を閉じたとしても、結局は 見える力に頼ってしまう。
遠くを見てたとしても、近くの物にピントが合ってしまう。

難しい事だからこそ、自動ブレーキや安全装置に

自ら頼ってちゃいけないんだろうな。

そう言えば、携帯を忘れた時に、すごく気が楽になった時がありました。 

電話やメールが来ない時でも、何か連絡が来るかも知れないと

思ってるのに比べ 何も気にする必要もない爽快感。

何を閉ざせばいいんだろ?と思って、携帯しか思い浮かばなかった自分(^_^;)

ヘルパーのYさんは、携帯自体を持ってないってのが恐れ入る。

情報を閉ざすのは、さほど勇気は必要ないけど、あとはなかなか出来ないなぁ。

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