No.103 アンテナ

先月、ペルーへと旅立ったヘルパーのYさんからメールが来ました。

元気にやっているようですが 現地は、夜10時から朝5時までは水が出なかったり、

洗濯は手でゴシゴシだそうです。

折しも先日、東日本大震災から2年が経過。

蛇口をひねればいつでも水が出るありがたさ、電気などの資源を無駄に使ってないか?

と考えさせられます。

みんな他人の為にと優しくなったんだろうか・・・・

あの時、困っている人に手を差し延べたいと日本中が思ったんじゃないかな。

一瞬でも、自分に出来る事は何なのか?って。

ぽぽろでおやつを買う為にコンビニで車を停めようとしても、駐車場がいっぱい。

停めた車の中で漫画を読んでる人、何かを食べてる人、寝てる人・・・・

こちらが困っているのに、一向に出庫しようとしない。

困っている事にも気づかないんだろうけど、気づかないってどうなの?

また、横断歩道で人が渡りたくて待ってるのに、ノロノロと通過する車達。

いつだったか、対向車に言った事があったけど、何を言われてるかもわからない感じで

歩行者がいる事に気づいてないみたいなんですよね〜

災害で困っている人には気づくけど、街中で困っている人には気づかない? うーん・・・

気づいても何もしないのは、人間的に問題ありかも知れないけど

気づいていれば、何かが出来る可能性は残る。 けど、気づかないと何も出来ない。

ヘルパーにとっても、気づく事って大事だと思います。

意志を伝えるのが苦手な子たちの思いを汲んだり、感じたり・・・・

気づいて行動を起こして、それが例え失敗したとしても、気づかないより可能性はある。

次に生かす事が出来るから。

また、ぽぽろでは、基本的にこだわり行動はよしとしない方針でいますが、こだわりが今後

問題にならないと判断するなら、そのこだわりはそのままでも構わないし、こだわりを無くす為

には、いちいち注意すればいいって事でもない。 

その子自身や時と場合によりけり。

だけど、その傾向が出ている事に気づく事がないと始まらないと思うんですよね。

気づいてないなら仕方ないかぁって事あるけど、本当にそれでいいの?って思います。

まぁ、僕も気づいてない事があって、他の人達に助けられる事が多々あるけど(^_^;)

「気づけよ!」って思いますね〜

他人の為にも地球の為にも未来ある子どもたちの為にも、気づきのアンテナは

感度良くしときたいですね。

3/11に来たYさんからのメールには、ペルーの障害者の方々の写真も添付されていましたが
屈託のない笑顔、こちらを見つめる眼差し(ちょっと睨んでる?みたいな)など
国境を越えても、なんだか一緒だなぁと感じました。

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