No.123 想いを込めて

 僕が、"ぽぽろの子ども達"って書く事がよくありますが

それって、社会で大人と言われてる成人した利用者さんも含んでいます。

当然と言えば当然ですが・・・・

でも、世の中には画一的な人も居て、成人したら誰だろうと大人!

どんな事があろうと大人! として接する事しか出来ない人も居るんですよね。

○○ちゃんと呼んでいたのに、その日を境に○○さんと呼ぶ。

傍から見たらおかしな行動をしていても、大人なんだから尊重するという名目で

他人に迷惑をかけていないなら咎めない。  本当にそれでいいのかな?

こういうマニュアル通りに進める感じの接し方って、愛がないように感じてしまう。

こっちから見ると、「触らぬ神に祟りなし」とか「腫れ物に触る」ような対応。

  そんな事を考えてた折り・・・・

ぽぽろの車にガソリンを入れる時、スタンドから貸してくれる布巾で 車内のガラスを子ども達に

拭いてもらう事があるのですが、ヘルパーのOさんが

○○くん、気持ちが入ってない! もっと気持ちを込めて拭いて〜

と言っていたのを聞いて妙に納得しました。

仕事ってそういうもんだよな〜と。

まぁ、ぽぽろの子達にとっては仕事じゃないんですけど(笑)

先日、Iさんが車を修理に出した時、かなり酷い対応をされたのですが

その後、誠意を持って対応してくれたのも同じ会社の人で、人によってかなり違う。

お店なら商品が売れればいい、ぽぽろなら使ってもらえばいい。

そうじゃなくて、どういう想いで対応しているか?が大事だと思います。

音楽でも歌手なら心を込めて歌ったり、演奏家でも想いを込めて吹いたり弾いたり鳴らしたり。

ただ音符通りに歌ってるだけなら、人の心を揺さぶる事は出来ない。

僕が"子ども達"だった頃、同期とは半年遅れで入部した吹奏楽部。

1年半、猛練習してみんなに追いつきパートリーダーになったら、燃え尽き症候群。

ある程度吹けるようになると、なんだかつまんない思いが一瞬ありました。

そんな時、指揮者の先生に「この音に想いを込めて」と言われ、目の前がパッっと明るくなりました。

まだまだやれる事がたくさんある。と、その時から音楽の世界が劇的に広がりました。

その先生は、"音楽は心"という言葉をこの世に残されましたが

(この言葉で検索したら、すぐヒット。 ビデオ見た今泣いてしまった(^^ゞ)

どんな仕事でも、こなすのではなく 心を込めてするのは大事ですよね。

 色んなとこで障害者の団体(何人かが連れ立っての散歩など)を見ますが、なんだかお葬式みたい。

地味な服装で覇気もない。 引率してる方達もつまんなそう・・・・

どこかで気持ちを込める事が出来たら、僕が先生に言われた時みたいに変われるんじゃないかな。

お互いに楽しいし。

ぽぽろの子が公園でキャッキャッやって、楽しそうなのを見て

いけない事したら、かなり怒られるのに、ついてきてくれてありがとう♪って感じます。

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