No.130 思い込み

 ぽぽろで ここのところ手が出る子が居て、先日もおやつを買えないと勘違いして ボン!とこちらの肩を叩いてきました。   

そのせいでおやつを買えなくなったのだけど、考えてみれば、勘違いさせているのは、こっちですよね。

一般的には、間違った思い込みをする方も正さなきゃいけないと思うけど、ぽぽろの子達にとっては、ちょっと違う。

こちらが変な思い込みをさせちゃいけないんですよね。 難しいけど。

第三者にサイフと言う言葉を使うと、その言葉だけを抜き取って聞いた子はコンビニ行くんだと思う。

高速の入口近くを通ると高速だ〜!と勘違いして、そのまま通過すると怒り出す。

まぁ、子ども達もそういう間違いを通して、強くなっていくけど

同じ勘違いを続けている子に、どうやってわかってもらうかは課題だと感じています。

たくさんのマイナスな思い込みは、ストレスがかかり過ぎるだろうし、楽しく生きてもらう為に、排除出来るものは 取り除きたいな。

 先日、スーパーの立体駐車場の3階から帰る時、なんかおかしいな〜と思っていたら、一方通行であるはずなのに、前から車が!

少し前のトレンドの逆走!!   は、僕でした(-_-;)

いつもは4階に停めていて、車に乗ってからすぐに左に曲がれば下り口なんですが、3階は逆の構造で上り。

乗ってすぐ左といつもの調子で、下りてしまいました。 その日4階は閉鎖されていて、3階に停めたというのに

4階のつもりで疑いもなく・・・・  1階半まで下りちゃって、3階までバックで戻る事に(汗)

思い込みって怖いな〜と思いました。 いや、ホントに。

因みに、ボケが始まった訳ではないので、その辺は安心してください(笑)

 ***   ***   ***   ***  

 あるヘルパーさんの話。

その日の支援で、あまり関わったことのないお子さんを担当し、失敗した事があり、「お母さんに報告するのに、

"(この子に)慣れてなくて・・・・"なんて言えないでしょう。 もし、普通の仕事だったら、そんな言い訳許されないし」と言っていました。

ほんとそうですね〜  れっきとした資格を持って、利用者さんを託されているんですから。

 また、「子どもが自分で出来る事まで、手を出しちゃうんですよね〜」と。

その方、老人介護のお仕事もされているので、ついつい手を出しちゃう自分を戒めています。

だけど、今までの支援と逆の事をするのは かなり難しい事だと思います。

ずいぶん生きて来て、今から変える事なんて出来ないわよと言って辞められる方、結構居ますからね。

こういう向上心いいなと思います。

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