No.137 チャレンジ

 先日、ぽぽろでアスレチックスコースを体験してきました。

その中で、子供たちの心を一番凍らせたのが、フリーフォール滑り台。

前半部分がほぼ垂直になってるものだから、すぐには滑りたがらない。

ヘルパーさんが滑るのを見て、意を決して滑る事が出来る子、

他のアスレチックスをやってから自信をつけて滑る事が出来た子。

8人中6人は滑り終わり、スタート台まで行けない子と、

滑る直前まで行くけどあと一歩が踏み出せず、その2人は止む無くリタイアしました。

怖さを打ち消す勇気が試される場なので、子供たちの心境が読み取れて面白かったです。

リタイアした子達も、やろうという気持ちはあり、有意義な時間でした。

僕もつまずいて転んだり、Iさんも難しいのやって転んだりしてたけど

子どもにさせるには、大人も一緒になって遊ばないとね。

数年前にもアスレチックスをした時に「こういう高いの苦手なんです」と言ってたKヘルパー。

子供たちの身の危険を防ぐのがヘルパーだよね〜と冗談交じりに言ったら

頑張って担当の子について登っていってました。 エライ!(^^)!

Yヘルパーは、子供たちに鉄棒をさせてるなら、見本を見せないとと

今まで出来た事がなかった逆上がりが出来るようになったのは今でも驚き。

山登りがきついからと、毎日歩くようにして金時山まで登れるようになったTヘルパーも。

こういう真剣さ、大好きです。

何もしなけりゃ転ばないけど、チャレンジしないと何も生まれませんよね。

このご時世、何かと安全安全と言うけど、それじゃつまらないだろうに。

失敗を恐れるお国柄ってあるんですかね〜

他人の失敗を笑う人たちも多い気がするから、そうなるのか?

そういう人たちは、失敗を恐れて何も出来ない自分に気づいてないのか?

 子供たちへの支援でも、失敗したって事結構あります。

でも、色々なアプローチを試さなかったら、わからない事が

あるから、失敗したおかげで、次回はこうしようと前へ進める。

それによって、その子がパニックになったりしたとしても

向き合って対応すれば、その子の成長にも繋がるし、自分自身もいい経験が出来る。

今の障害児者への対応は、穏やかに何もなく過ごす事がいい事だと思ってる。

放置に近い気もするが、子供たちにとって、人間らしい生活とは何かを

各々が真剣に考えて欲しいと思います。

チャレンジを厭わず、チャレンジさせるなら、自分も子供の目線に立ってチャレンジを!

滑っても転んでも、また起き上がればいいから。

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