No.143 伝える努力

  選挙が近いからか、友人がネットで政府の批判をしているのを見かけたのですが

言ってる事が、僕には今いち理解不能。

こりゃ、直接話を聞いてみないとわからないと思うけど、そこまでする話でもない。

友人が全面的に正しい事を言ってたとしても、伝わらないんじゃ意味がない。

こちらの理解力不足かあちらの説明不足か? 話し手と聞き手。 書き手と読み手。 

こういうのよくありますよね。 お互い悪気はないのに不幸だな〜と思ってしまいます。

 例えば、ぽぽろで考えてみると・・・・

障害児を育む上で

"おばあちゃんのように接しないで親の立場で考えよう"

これで伝わると思っていたけれど、伝わらない人は結構いる。

そこで、もう少し説明しようと思い

おばあちゃんって 責任がないから甘やかしちゃう。

でも、親はそうは言ってられない。

こどもに「これ買って〜」と言われ、何でも買ってあげちゃうのがおばあちゃん。

それに対して、親は何でもかんでも買わない。

この子が大きくなった時に、色々な事が出来るように育てたいと思ったり

将来、困らないように今頑張って我慢する事を教えたりする。

おばあちゃんは、今しか見てないけど、親は未来を見ている。

まぁ、これも各家庭によって違うので一概には言えないけど

大体、意味はわかっていただけるんじゃないかと。

ぽぽろ通信もそうだけど、伝えるってホント難しいと思います。

 先日、うちの高校の吹奏楽部の話がドラマ化されると聞き

何故今頃?と思うのと同時に、無性にイライラする感情が浮き上がりました。

この感情は何?と考えてるうちに、この頃 わかってもらう努力を精一杯しただろうか?

イライラは、自分の力の無さへかもしれないと・・・・

昔の話をさせていただくと、僕が3年生の夏に関東大会で銀賞をとった翌年。

OBになっても後輩を教える為に、母校に足を運んでいた頃

いつしか、芸大生がコーチとして後輩の指導をするようになってきました。

その頻度や人が増えるに連れ、これでいいのか?って想いが。

その想いを指揮者の先生に伝えたけど、生徒も先生も父母たちも

いい成績を収める事しか見えてない。

3年生の最後のコンサートに、一緒に出演している芸大生がソロを吹いてる姿を見て

やり方が違うんだと無理やり納得し、身を引く事にしました。

自分の考えは、未だに正しかったと思いますが、わかってもらえなかった事に悔いが残ります。

伝える努力をし続けないといけない!と思わされた出来事でした。

この話、元々 本が出されていて、僕に取材すら

来ていないのが一番の不満なんですけど(笑)

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