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前回に引き続き、この度の制約に対して、話させてもらいます。
今回、車を使った支援が出来なくなるのが焦点になっていますが、一番の問題は、
それにより複数で行動出来なくなる事だと思っています。
先日の説明会の後、近くの公園を見渡して、その想いが一層強くなりました。
たくさんの子供たちが遊んでる。友達数人で、家族で、兄弟で、様々な人達が
色々な球技や遊びをしている当たり前の風景。
障害児は、これがひとりでは出来ない。出かけるにはヘルパーと2人で出かけられる。
でも、一緒にやってはいけない。
それでもなんとかするなら、各自のヘルパーが見守って、子ども同士でならやっていい。
けど、車を使わないと複数で行動するのが難しくなる。
なんで障害の子達だけ、こんなに制約をつけられるのか。
一般の子供たちを基準に、同じように生きていく権利があると思いますが、公費を使ってるんだから、
最低限の事しかやっちゃいけないよって感じで、国としては、生活保護と同等の考えなのかな。
それを話したら、ヘルパーのKさんが、支援費の前は措置制度ですからねと。
ほんと酷いネーミング。 措置:解決をつけるために取り計らうこと。処置。その手順。
その後、言葉に敏感になって見かけは変えてきたけど、中身は変わらないって事か。
今、ぽぽろでは、ほとんどの利用者の今を、ほとんどのヘルパーが把握できてます。
常勤が必ず居るので、子どもたちにトライさせる事もみんなが出来ます。
そういう後ろ盾がないと、パニックになられるのが嫌だから、段々と子ども主導になるのが目に見えてる。
そして、今までやってきた事が崩れていく。
以前、障害児への対応の統一が大事な話をさせていただきましたが、それと同じですね。
ぽぽろのヘルパーさん達は、熱心にやってくれてるけど、それだけ、難しい仕事だと思います。
お子さんを預かって、時間内に無事に届けるだけではないから。
子どもの微妙な変化に誰かが気づけたり(僕が助かってる事もあります)
常勤が近くに居るだけでも、子ども達への影響は大きいと思います。
友達同士で遊ぶようにみんなで遊べ、学びや頑張りもみんなで助け合える。
理想的な支援方法を構築出来ているので、他所も真似して欲しいほどです。
そうすれば、子どもが砂遊びをしてるのを尻目にヘルパーはひたすらスマホを弄ってる事とか
なくなるのに。表沙汰にならない虐待も減るでしょう。
言葉を話せない子の場合、何があったかヘルパーの話を聞くしかないんですよねー
変えるのは、子どもたちの為であって欲しい。
共生って言葉をよく見かけるようになりましたが、大抵は、障害者だけを囲う方向にしたがる。
たくさんの子供達が遊んでいる中で、違和感なく障害の子も一緒に遊べてる状態。
それが共生って事だと思います。 そういう風景いいですよね〜
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