No.173 個性と世の中の狭間で

 先月号で紹介させていただいたポスター。

母に話したら、イラストを描いた方とも知り合いだったみたいで、ポスターを一部いただいてきました。

一般の方からすると、なんで隣の席も空いてるのに、私の隣に座ってくるの?

静かな車内の中で、「このバスは〇〇経由、△△行きです」と独り言を言ってたり。

個性的な側面を理解してもらうよう、わかりやすく書かれています。

こういう他人から見ると、変?と思われるような事を、それでこうしてるのねと解ってくれれば

障害の子達や、ご父兄をはじめとするサポートする方達も、気持ち的にだいぶ楽ですよね。

僕自身、式典など堅苦しい事が嫌いで、年賀状はずっと書いた事ないし成人式も出てません。

こんな変わった人間ですが、世の中との折り合いはつけなきゃいけない。

ぽぽろの子達も、個性的な部分は残してあげたいけど、この世界で生きるには、社会性も身に着けないといけない。

共に頑張ろうねと思う。 お互い天才肌だからね(笑)

今年の目標と聞かれ色々個人的な事を考えてはみましたが、

今年は福祉有償運送しか頭に浮かんできませんでした。

新たに始める事業だし、今まで認められていなかった複数乗車が認められた事は

画期的とさえ言え、うまく軌道に乗せたいと思っています。

複数乗車を認めてくださった協議会の方々や、ぽぽろの活動を理解して

それを説明してくださった横浜市の健康福祉局の方々。

横浜市の方はその後も連絡をくれ、事が早く運ぶように段取りしてくれて非常に感謝しています。

一時は、この仕事が出来なくなるかも?と思わされていたので、前へ進める有難さを噛みしめて

猪突猛進。 

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