この前まで行われてたテニスの全仏オープン。

タクシーの車中で選手にインタビューする企画がありまして

「あなたという人を、３つの言葉で表して！」みたいなのがありました。

みんな、いい言葉出てくるなぁと思って見てたとこ、自分もポンポン浮かびはしたが・・・・

皆さんは、自分を説明するのに適当な言葉、出てきますか？

僕は、"子供好き"、"しつこい"、"変人"　と、完全に、犯罪者です(笑)

言葉の使い方によって、イメージって変わりますよね。

しつこいってのは、続ける力があるって事で、変人は人と違う考え方が出来るって意味なんですけど。

先月号で置いといた、「あなたは、普通の人と違うって認識されてますか？」って話は

健康診断をしないといけないと言われて、何のために必要なんですか？と僕が聞いた事から始まりました。

自分は毎日走ってるし、筋トレもしてる。

インフルエンザの予防接種をした事ないけど、かかった事ない。

逆に予防接種をしたのに、かかってる人もいる。 した事で安心しちゃうのでは？　などなど。

もし休む事になれば、僕らが困るわけで、なんで健康診断でよしとするのかわかんないんですよね〜

ぽぽろになって穴を開けた事もなければ、この仕事を初めてから30年ないんじゃないかな。

骨折しようが、脳震盪になろうが、休まず ほんとしつこく続けてます。

犯人を知る近所の方が、”挨拶もよくしてくれ、優しそうな人でした”って、よくありますよね〜

見かけじゃわからないもんです。

よくある見かけ騙しに使われる「尊重」

福祉方面では、自分が楽する為に使われる言葉だし、「安全」も、他者を納得させる為の切り札と思えてならない。

先日、見た映画の冒頭に、小学校の面談に来た親と先生の会話がありました。

先生は、お宅のお子さんは集中力がなく、ADD（注意欠陥障害）だと思うと。

お母さんは、結論を急ぎすぎでは？と言いましたが、先生は、集中する為にと薬を勧めます。

普通なら、先生が言ってる事だし、検討する事を考えるのでしょうが、このお母さんは、違いました。

「あなたが仕事をしやすいように、薬を飲ませろと？」

何かというと、薬って適切な対応？と疑問を抱き、話は決裂。

面倒なお母さんと思う人も居ると思うけど、僕は、子どもとしっかり向き合ってると感じました。

そして、時が経ち彼が大人になってヨーロッパ旅行の最中に事件が起きます。

高速鉄道で移動中に、タリス銃乱射事件に巻き込まれますが

犯人に立ち向かって、それを阻止。　英雄となって国に帰る。　それを誇らしげに見るお母さん。

一般人が、今までの人生で培ったものを駆使して英雄となった実話でしたが

僕には、先生、見かけで判断しちゃダメよって映画でした(笑)

いや、ほんと もっと子どもと向き合おうよって思います。

子どもたちの今と未来を担ってるんだから。