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福祉制度の中で、やってはいけないという禁止条項が増えるばかりですが
公園に行っても遊具を使う年齢制限が書いてあったり、ボールを投げてはダメ
自転車に乗ってはダメ、虫を捕まえてはダメ、入ってはいけませんなど禁止ばかり。
虫なんて、禁止と言ってる人達! 子どもの時、取ってたでしょ〜 ずいぶんと身勝手な。
身近に接っする事で、小さな虫とかからも共に生きてる事を学んでいくと思うんだけど。
何かあったらすぐに禁止するってどうなんだろ?
県のたよりに、五郎丸さんのインタビューが載ってました。 世界の5大スポーツイベントに数えられるラグビーのワールドカップ。
4年前のイングランド大会での日本代表の合宿地ウォリック。
ウォリック城でのセレモニーに招かれて、城壁にキックしてくれと頼まれたそう。
日本で言えば、国宝姫路城にボールをぶつけるようなもので驚いたそうですが、
同時に、この国でのスポーツへの理解の深さを感じたそうです。
以下、五郎丸氏。
長いウォリック城の歴史に、日本のフルバックがボールを蹴ってぶつけたことが刻まれる。
それを楽しむ文化的土壌に、とても感銘を受けたのを憶えています。
ヨーロッパではスター選手が街を歩いていても、家族と一緒ならばそっとしておかれます。
選手やスポーツへのリスペクトを持つ社会が、そういうモラルを自然に育てているのでしょう。
モラルは決まりではありませんから、それぞれがその時にいちばんふさわしい行動をとれる成熟が必要になります。
これ!なんですよね〜
なんでも禁止にしていたら、そういうモラルも育たない。 育ってないから禁止にするという悪循環。
もうひとつの5大イベントであるツールドフランスでも、自転車を漕ぐ選手と観客との距離が近い。
ほとんどのコースで選手と観客を隔てる柵やロープがないのです。
その為、接触事故も時にはあったりするのですが、それに屈するような規制を設けない。
あるひとつの出来事で動じない懐の深さ。
あるぽぽろの活動時、ひとりで走っていく子が居て声掛けしても止まらない。
走って追いついて、手を繋ぐ。 ずっと手を繋いでてもいい?
嫌なら、呼んだ時止まらないと。 ちゃんと出来る人だけ、自由に遊べるんだよ。
大きい声を出したりドタバタうるさかったら、好きなトコに行けなくなるのも同じ。
伝わってるか微妙だけど、自由は自分で獲得するんだなどを話す。
一般の子でも、これをちゃんと理解するのは難しいと思うけど、活動中に、危ないからと
ずっと手を繋いでたり、ずっとくっついているのは檻に入れてるようなもんだと思う。
本当に危ない事や、やっちゃいけない事は 僕らが見ているから、少しずつでも、自分で判断出来るようになって欲しい。
普通の大人でもモラルが崩壊しつつある昨今、禁止事項が多くなっていますが
ぽぽろの中では、出来る限り自由に楽しんで〜と思います。
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