No.189 今、信じられるモノは?

 先月中旬、土曜日の活動での事。

いつものようにお弁当を買いに、この日はお弁当屋へ行きました。

いつにも増して店員さんが明るい声で、こんにちはと言うので、思わずこちらもこんにちはーと挨拶。

子どもたちが障害者とわかって、〇〇からですか?と施設らしき名前を挙げる店員さん。

「いえ、横浜から」と言うと、大丈夫?みたいな感じになり、何区ですか?と聞いてくる。

ぽぽろのある港南区を伝えましたが。。。。

何で"区"まで聞くんだろう?・・・・ あっ、みんな自粛してるのに、都会から来ないで欲しいのか!

その日終わってから、ぽぽろで遊びに行った南足柄市の感染者を調べてみると5人。

港南区は、13人。 なるほど多い。 因みにそれぞれの地域の人口で割って感染率を調べてみると

港南区は、0.005869%、南足柄市は、0.011726%。 あれ?南足柄の方が逆に多いやん、倍ですよー

なんとなく作られるイメージって勝手なもんですね。

その後、国の感染者が10倍に増えたって騒いでましたが、0.00004%から0.0004%になったに過ぎない訳で

このくらいじゃ大して変わらないレベル。 普通の計算なら0で処理されますよー

おもちゃの黒ひげ危機一髪で、一発目から当たると思います? 剣を差し込む穴の数は24。

確率からすると4.17%。更にその数字の1万分の1。

冷静に考えれば、そこまで騒ぐほどの事じゃないですよね。

 お店のレジに、ビニールシートが張られ、金銭の受け渡しがトレーで行われるようになったある日。

ドラッグストアのレジで並んでいたところ、会計をしているご婦人がソーシャルディスタンスを気にして

まだ近づくな!と手の平を後ろで並んでいる人に向ける。

その人がお金を出そうとした時に、小銭をガシャーンとぶちまける。

30枚以上落ちたうちのひとつが、僕の方に綺麗に転がってくる。

それを捉えるとその方が取りに来たのでどうぞと渡そうとしたが、

その方の摘まんで取ろうとしてる手が震えてる。

取ろうとしたが、取れない。 を、3回くらい繰り返し、ダメだと諦めてレジへ戻っていく。

ウイルス扱いされた僕は、レジの机の端に置いときますねとその1枚を置く。

他のレジが空いたので、僕はそちらに行くと、「拾わないで〜」とさっきの方のヒステリックな声が聞こえる。

あれじゃ、生きるの大変だなぁと思う。これもメディアに振り回されてるって感じます。

他人を疑う。 無症状感染者かも知れないと自分まで疑う。 可能性はミリほどもないのに。

 野島公園の展望台に上がる階段の前で、ふざけて倒れるK君。

早くおいで〜と上から声を掛けてたら、近くを通りがかった女子学生が「大丈夫ですか〜?」とK君に近寄る。

道端とかで倒れてる人が居たら、何とか手助けをと思うけど

最近は、もしコロナ患者だったら、近づくのを躊躇しちゃうかもと、話してたばかり。

その学生さんには、ふざけて倒れてるから大丈夫、ありがとうと言ったけど

今のご時世で、ためらいもせず普通に自分がそう出来るか?

自分を試されてるこの時に、真っ直ぐな心を見せてもらい感動しました。

僕も、普段の会話からヘルパーさん達の行いを信じてますし、

面倒でも普段の日課を続ける自分を信じてます。

とかく疑う行為が目につきますが、自分にとって信じられる事の方に目を向けていきたいですね。

ご質問などは遠慮なく、ご連絡ください。

受付時間
9:00~13:00
定休日
土日祝祭日

留守番電話になっている場合はメッセージを残してください。

後ほどこちらからご連絡します 

お電話でのお問合せはこちら

045-841-5553

歩々路(ぽぽろ)は横浜市港南区にある知的・発達障害児者及び家族のサポート事業所です。