サーファーが海をきれいにしたり、先日はどこかのバンドのメンバーが

海でのゴミ拾いをやってるのをTVで見ました。

こういうのを見るといつも考えてしまう事があります。

もちろん、若い人たちが率先してみんなとやる事は嬉しい事なのですが

同時に、みんなでゴミ拾いをした帰り道、ひとりになった時 それが出来るか?と。

 しかも誰も見てなくて、誰からの評価も得られない状態の時に。

これってヘルパーの仕事をする上でも、

大事な要素になってくるんですよね。

他の誰かが見てる時と、

ひとりきりで相対してる時との対応が 違うのは本物じゃない。

人間弱いもので、誰かから評価される時にモチベーションは上がるものだけど 

やはり、いつでも同じ対応をしなきゃなって思います。

先ほどから、「誰も見てない時」って言ってますが

誰もいなくても自分自身は必ずそこに居ます。

誰も見てない所で、怠けたりずるしたりしても 自分は誤魔化せない。 

もっと自分からの評価を上げていかねばーと思わせてくれた、

夏のゴミ拾いの話題でした。 

話が飛躍しずぎー(笑)

1年くらい前でしょうか。 

最後のN君を送り届けた後の帰り道、同乗していたヘルパーのHさんが

「あのおじいさん、さっきも歩いていたけど、ほとんど進んでいない」と。

バックミラー越しに見てみると、なるほど、たどたどしい歩き方の人がいる。

車を停めて、おじいさんに話を聞くと 家に帰るのに道を迷ったそうで、

ご自宅にHさんが電話すると

「探してもみつからず心配していた」との事。 

住所を聞くと、高齢者の足では遠すぎる場所。

無事にご自宅までお送りしたのですが、この時のHさんの気持ちって

他からの評価を全く気にせず自分がした事実のみが嬉しいようで、

あのおじいさんを放っとけない、どうにかしたいって心。

(よく福祉系の人に、私、こんな事もやってて偉いでしょーと

周りの評価を得たがる人がいますが)

こういう気持ちこそが、本当の福祉って思った覚えがあります。

まぁ、僕ら 子どもたちからの評価を得られるのが、何より嬉しい事なんですけどね♪


 

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