東北地方太平洋沖地震が起こった日、観音崎からの帰り道で大渋滞。

ほとんど動かず状態だけで、2時間以上ありました。

こどもたちにとって、これはツライ。

なのに、大したパニックにならずに本当 頑張ってくれました。
(ヘルパーのアプローチもありましたが)

僕がイライラしてしまう中、立派な子どもたちを見て、今までの方向性が正しい事を再認識。

尊重の履き違いで、子どもたちに何でも許していると、こういうアクシデント的な事が

起こった時に、子どもたち自身が対処しきれなくなると思われます

(ヘルパーとの信頼関係もありますが)

何でも思うように事が運んでいたら、いざ事が起こった時に対応出来ないですよね。

海や水が好きな子どもたちが 被災地に居たとしたら、津波から大勢の人が逃げ惑う中、

逆に海に向かって行かないだろうか?

その時、声だけで制止出来るようになってると非常に大きい。それが生死を分けるなら。

避難所では、食物を我慢出来ず他人の分まで取ったりしないか?

これらが出来るようになるのも、一種の自立(自らを律する自律?)だと思います。

それに引き換え、パン、米、カップ麺、ガソリンなどの買占めは何なんでしょう?

パニックを起こしているのは大人たち。

不安な気持ちはわかるけど、買占めなど過剰な反応過ぎないか?

当初は、被災地に送る為かと思ってたんですけどね〜 

普通に必要な人に回らなくなってしまう。

菅総理もたすけあいが大事だと言ってましたが、この意味を理解して欲しいです。

地球上で起こった事、それが同じ陸地で起こってる。

役所などは、たすけあい活動は制度外故、無関心だったり、

ボランティアを煙たがる傾向ですがそういう気構えではこういう時 無力です。

今回の地震の件でも、災害対策マニュアルに基づきとか、事故やけががあった場合は

事故報告書を〜ってメールが届きました。仕事に忠実なのはいいけど、

あまりにも事務的で気持ちが伝わらないんだよなぁ。

当日も帰宅するのに、ものすごい距離を徒歩で帰った方が多数いらっしゃいました。

そんな方を労わる為に、お店を解放して休憩所にしたり、

中にはトイレ使ってくださいの張り紙を貼っているお宅まで。

当日に、そういう事に気づく事がすごいと思います。

翌日には、停電でもないのに節電して町が暗かったり、たすけあいの心が素晴らしい☆

被災地では、自らの家が流された方が自分のお店でラーメンを無料で出してました。

自分だって辛いのに、今出来る最大限の事をしている。 これがプロだと思う(感涙)

一方、こちらの障害児者を取り巻く環境では、いろんな所が休みになったりしてますが、

活動出来る可能性をどれだけ追ったのか疑問だし、憤りさえ感じます。

本当に支援が必要な時にいなくなるようでは、意味がないです。

僕らも被災地に出向きたい衝動に駆られますが(障害児はどうしてるか?も含め)可能な限り、

僕らの出来る事を普段通りに続けていきたいと思います。

翌日の土曜日も小田原方面に行きましたが、今起きている事は

子どもたちにとっては関係ないし、ぽぽろの子どもたちまで被害を受ける事はないですもんね。

ヨーロッパで行われてるチャンピオンズ・リーグの試合前でも、

両チームの選手が肩を組んで並び「私たちは日本の皆さまと共にいます」と日本語で書かれた大きな幕を掲げ、スタジアム全体で哀悼の意を表していました。

同じ国の中で、物資の奪い合いをしてる場合じゃないですね。

今こそ、たすけあう事がお互いの為になることを学べたらと思います。

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