気象庁はこの夏、熱中症への注意喚起のため、高温注意情報を新たに発表するそうです。

まぁ、どこまでもご親切なこと。震災前までは、振込み詐欺への注意を促す車が

回ってたりしたけど、過保護にすればするほどひとりひとりの生きていく力が弱まります。

僕なんか、天気予報だっていらないと思いますけどね〜

知らない方が、自分で天気を読む力がついたりしてね。

昔から、月がかさをかぶると明日は雨、クモの巣が朝かかってると天気がよくなる、

とかありますよね。

高温注意報も振り込み詐欺への注意も、最悪の事態になった時、責任を問われないように、

どこもかしこも、安全ばかり。少し前の選挙でも震災を受けて安全を訴える候補者が

多かったけど 何にもわかってないよなぁ。

安全と言えば票はとれるのかも知れないけど、いざとなったらそれが危険なんだよ。

普段から安全にしていると、いざとなった時 対処出来ない。それに気づかないまま、

ハード面をもっと安全にしようとしてゆくんでしょうね。市民はそれで納得。 

そうやってマニュアルでしか動けないようにするのではなく、

自分で判断出来る能力を養わないと、人は弱くなる一方。

ラジオで「子どもが体験するべき50の危険なこと」という本が紹介されてました。

それには、ガラスビンを割ろう!というのがあって(勿論、身を守る為にメガネ、手袋など用意)空き瓶などを壁にぶつけて、割れたらどうなるかを体験。

イザ、そういう似たような事態に陥った時、経験しておくとパニックにならずに済むと。

こういう事をいつも避けて通ってたら、実際に起こった時、取り返しのつかない事になっちゃう。

全校児童の7割が津波に飲み込まれた石巻市立大川小学校。

学校に迎えに来た母親らへの対応に追われる中、校庭に集まって 教師達がどこに避難するか協議。学校南側の裏山は急斜面で足場が悪いので、周囲の堤防より小高くなっている橋のたもとを目指す事に。歩き出して間もなく、前列から津波に飲み込まれてしまいました。

非常に悔しい。 足場なんて気にせず、山に登っていれば助かったのに。

いつも危ない事から逃げてると、足場が悪いって事が頭をよぎり 

思い切った行動が抑制される。

山に登って怪我をしたら(汚れたらも?)親から何を言われるかって事もあったんでしょうね。

自分が大川小学校の1教師だったとしても、点呼なんてしてる暇あったら・・・とか思ってても

色々なシガラミの中で、子供たちを山に連れて行かれなかったかも知れない。

この国全体が抱える問題でしょうね。

どういう事が安全なのかをちゃんと考えるべきかと思いますし、すぐに他人の責任にしようとする大人たちが、自らの首を絞めていることに気づかなくては。

ぽぽろの子供たちは結構大丈夫だと思います。

急坂で危ないからって理由での立ち入り禁止区域は、

こちらが責任を持って見るのを前提に入ってるし(^^ゞヘルパーがきついと音を上げても、

子供たちはかなり鍛えられてます。

これは登れないだろうと思った場所も、子供たちは意外と平気で登れたりするんですよね。

出来ないとレッテルを貼っちゃいけないなぁと思わされる瞬間です。

下りでも、アスファルトなら必要のない足の置き場所の選択も、山道だと重要になります。

カクッとならないような、滑らないような場所を探して一歩ずつ足を置く。

歩くスピードを早める事によって、目も鍛えられるし、

どこに足を置くか?の判断力も養われます。

つまんない公園が増えても、こちらが工夫さえすれば 色々と使える物はあるし・・・・

政治家は、国民を放っておいて何をしているんでしょうね。

自分らの私利私欲で動いてる人たち(政治家に限らず、福祉関係でさえ居るんですけどね)

今こそ、あんな人たちに頼らないで、生きていく術を身につけていきたいですね。

70歳過ぎても1500m走の大会に出たりするヘルパーさん、

被災地に瓦礫除去に向かうヘルパーさん。
いい刺激を受けながら僕自身も、山登りの一番速い子についていけるよう、
今一度頑張ってます♪

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