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TVをつければ食べ物系や、クイズ番組が多いなぁと思ってたら、今度は肌やファッション、
ダイエットなど美容の話やCMばかり。
それがここのとこ、気象関係の話がやたらと多い。
暑くなるからと熱中症対策、台風、ゲリラ豪雨、地震。
この間は、「雲行きが怪しくなってきたので、今後の天候の変化にお気をつけください」とラジオから。
あまりに天気を気にし過ぎじゃない? それも、どうやって気をつけるのか。。。。
ただの夕立に、騒ぎ過ぎの様な気がします。
どうも震災以来、自然界に恐れを抱いてる感じがするんだよなぁ。
いつ頃からだったか、共生って言葉がよく使われるようになりましたが自分達が恐れている物や、
嫌な事を ただ忌み嫌うのではなくこういう事だってあり得ると腹を括って、
これとも一緒に共存していくのが本当の意味での共生だと思います。
津波が怖ければ海から逃げればいいけど、また漁業をやりたいと再建を頑張ってる方々がいる。
他にも 病気や障害、苦手なことなど、それらもひっくるめて共に生きていく。
そう思ってたら、ラジオで本の紹介をしてました。 著者:赤瀬川原平さんの『健康半分』
健康であったときにはたいして意識しなかった、
あるいは無関心でさえあった自分のからだのことが病気になってはじめて見えてくる。
それは、いままで知らなかった世界を経験できる、旅行であり観光のようなものである。
病気とは一人の人間であり、その「病気さん」のご機嫌を損ねてしまうと、
帰るどころか逆に居座ってしまったりするので「病気さん」の「人柄」を知って、
あるていどお付き合いすることも大事である。
なるほどなぁ。 これも共生ですよね。
自分の嫌だと思う事を、別の角度から見てみるのも大事なのかも知れませんね。
台風を止める、地震を止める、障害を治す、出来ない事ならしっかり受け容れる方が早道。
台風を止める〜!と必死にお祈りしたり、気象を勉強したりするよりも、止められないんだから
土豪を積んだり、植木鉢を中に入れたり、出来る事をした方が実用的ですよね。
障害を早くに受け容れた親御さんの方が、こどもの成長が早いのも同じ事だと思います。
どうせ嫌な事だったら腹を括って受け容れる。逆に楽しんじゃう。
共に生きる事のKeyになる気がします。
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